2021年 05月 18日
読書記録「ボクは食器洗いをやっていただけで、家事をやっていなかった。」 |
読書記録 土屋礼央「ボクは食器洗いをやっていただけで、家事をやっていなかった。」
抄録は以下の通り。
『~もうイクメンの時代は終わりました。もう時代はイクツマです。いくらでも一緒に走るよ、妻。の略です。~結婚生活約8年の土屋礼央が、妻との関係、子どもとの関係を振り返り、お悩みを解決。そこから見えてきたのは、家庭の中だけではない、人間関係を円滑に進めるヒントだった……!』
後半は架空のお悩み相談とのことで、関係ないと考えて、感想の対象からは外します。
なんでこんな主旨に外れたものを同梱するか理解に苦しみますが、メインのテーマだけだとカサが足りないと考えただけかなくらいに思っています。まずその点でマイナス1(点数制ではありません)。
内容はと言うと、スッカスッカで言及する部分はありません。
普通は結婚8年程度で結婚論や子育て論を書くことはないと思うのですが、TBSラジオ「たまむすび」で山里亮太さんが仰られていたように、タイトルから、こんな事が書かれてるんだろうなぁと推測される範囲からの逸脱はありません。
読み始めてすぐに、これは普通に読むと30分で読み終わると思い、あえてゆっくりと読みましたが、それでも小一時間で読了しました。無駄に字がでかくて行間が広いのです。老眼鏡いらずです。本読みとしては逆に読みにくくてイラッとします。ルビが振ってあれば幼児向きの書籍のようです。ページ数は新書と同程度なので、フォントと行間を普通の新書並にするとブックレットになりそうです。更にお悩み相談を省くとまさに・・・。
TBSラジオ「たまむすび」での、無人島発言(仕事のパートナーを性的対象としてみているというセクハラ発言)から、かなりのクズだと思っていましたが、その後の恋愛はすべて自然消滅させてきたという、モラハラ発言(本書中では前世での出来事とのことですが、やっていることはただのクズ行為ですから、細かく説明する気にもなりません)で、クズ確定でした。
言わなければいいことをわざわざ自ら発言されているわけですから、こちらから否定することはありません。
その上での、結婚論、夫婦論、子育て論ですから、読む価値ゼロです。
いわゆる、おまゆう、ってやつです。
(その他、ミュージシャンとしても公開パクリ講座を展開されていますし、テツとしても電車乗らない発言されています)
一番気になったのは、TBSラジオ「アシタのカレッジ」出演時の、「いつ死んでもいい」という発言です。本書では、妻の言う「いつ死んでもいい生き方」との対比ないし、言い間違いだと思うのですが、小学生の子供がいて、この発言はないと思うのです。パーソナリティの武田砂鉄氏のあたりが妙にきつかったのは、このあたりの気配を察したのではないかと思いました。
これ以上書くと、人格攻撃に発展しかねないので、この程度で終わらせたいと思います。
おすすめ度:なし(NACK5とTBSラジオリスナーですが、それでも無理)
by k1right
| 2021-05-18 00:00
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