2020年 09月 03日
リアル「クマ撃ちの女」@士別 |
ちょっと前のTBSラジオ「たまむすび」でおすすめ漫画として勧められていたので、まとめて購入して読んでみたら、すんごい面白かったのです。
「クマ撃ちの女」安島薮太という漫画です。
なお、以下のサイトで最新話を含む公開分を無料で読むことができます(一部公開終了のようです)。
この漫画ではあまり詳細に場所は述べられていませんが、拠点のなる場所は旭川周辺のようです。
そして、いま、まさに、旭川の近くの士別でとんでもないことが起こっています。
『【士別】24日午後5時50分ごろ、士別市朝日町南朝日の山中で、同町の無職浜田義幸さん(69)が「クマに襲われた」と家族を通じて士別地方消防事務組合に通報した。浜田さんは現場近くにいたところを家族に救助され、腕を骨折するなどの重傷。
士別署によると、浜田さんは地元猟友会のメンバーで、同日午後3時ごろから現場付近で、駆除のためにクマを探していて、クマに襲われたとみられる。現場は市街地から約2キロの山中で、同署は住民に注意を呼び掛けている。』
『【士別】市内朝日町南朝日の山中で24日、同町内の男性(69)がクマに襲われ重傷を負ったのを受け、男性が所属する地元猟友会は25日早朝、現場付近を捜索した。男性は、クマ2頭を駆除したと話していたが見つからなかった。市によると、市内で人が襲われ負傷したのは2007年以来。今季は春先からクマの目撃・痕跡情報が多く寄せられており、市は注意を呼び掛けている。
同町はクマの出没が多い地区。現場は同町市街から約4キロ離れた山間の牧草地。付近には民家やクマが好むデントコーン畑もある。男性は市の要請を受け、午後3時ごろから、現場付近でライフル銃を携えながら、駆除するクマを1人で捜していて襲われた。家族によると男性から「(クマに)やられた」と電話があり、教えられた場所に駆けつけると、男性が血を流し倒れていた。腕の骨折のほか、頭にひっかかれたような傷を負った。
男性はハンター歴40年ほどで、普段から同町全域をパトロールし、今季は十数頭を駆除。猟友会会員は「腕が良く慎重な人だったから驚いている」と話した。』
『ハンターの男性がクマに襲われ重傷を負った北海道・士別市の山林で26日、捜索中のバンターが体長約70センチの子グマの死がいを発見した。10メートルほど離れた場所では、体長約1.5メートルの母グマの死がいも見つかった。猟友会では男性を襲ったクマとみている。男性は24日、クマの駆除のために山に入ったところをクマに襲われ、妻によると頭をかじられるなどの重傷を負っていた。』
本作の第25話中でも、主人公の師匠に当たる男性がヒグマから逆襲を受けて重症を負う場面があります。
新聞記事の場所はこの当たりでしょうか?
もちろん、漫画と現実の事故を同一視するつもりはありませんが、この漫画がかなりリアルである証だと言えるでしょう。
まぁ、漫画ではすでに二人が熊に襲われて重症を負っているので、ちょっと頻度が高すぎますが。
以下は私の撮影した知床(羅臼)のヒグマの写真です。
by k1right
| 2020-09-03 00:00
| 北海道ネタ
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