2019年 07月 04日
2019/07/03 朝日新聞の「かんぽ生命 不適切販売」続報 |
連日の朝日新聞のかんぽ生命不適適切販売の報道です。
このシリーズ、まだまだ続くと思います。
というのは、まだ郵貯との関係に踏み込んでいないからです。
郵貯とかんぽ生命の不適切な関係(笑)をどう切り込んでいくのか
朝日新聞には期待したいと思います。
『 かんぽ生命が顧客に不利益な保険を売った問題で、販売を担う日本郵便が支社ごとに独自の評価制度を設け、郵便局員に契約獲得を競わせていることがわかった。東京支社の場合、「かんぽマイスター制度」と呼び、販売実績に応じて星1~5に区分。上位の人は旅行に招待され、下位の人は「成長期待社員」として研修受講を求められる。』
まさに、バブル期の豊田商事に代表されるマルチ商法・悪徳商法そのまんまです。
正直、今の時代にこんなことをやっていると想像以上でした、かんぽ生命の闇は。
キーワードになっていますが、かんぽマイスター制度とか、
成長期待社員とか、記事を読むとどブラック企業です。
今どき、飛び込み営業なんて、効率の悪い営業を課すなんて、まともな民間企業では考えられません。営業効率を考えない、元公営企業ならではの手法です。
ただ、これ、ホントかな?と思います。
というのは、郵貯が預金者のお財布を把握しているはずなので
飛び込み営業なんてことはやらずに、ピンポイントで狙うはずなのです。
(特殊詐欺の**リストみたいなもんです)
強引な勧誘が成立するのも、予め預金者のお財布を把握している故の強引さだと思うのです。
一般の保険会社では、強欲すぎると、”そんなに払えない~”と、お客さんがギブアップされかねませんが、かんぽ生命の営業は、どこまで出せるかわかった上での、成約見込みの強引さだと思うのです。
『星4~5だと旅行やパーティーに招かれる。一方で、星1~2は「成長期待社員」と呼ばれ、「未加入・青年層の開拓の仕方」といった営業手法などに関する研修受講を求められる。週2日は指定地域で飛び込み営業』
この記事、紙面とネットで異なっていて、ネットでは詳しい図解もあります。
しかし、郵便局というところは、本当にノルマを課すのが好きなようです。
今時期であればきっと、お中元のノルマや暑中見舞いはがきのノルマもあるのでしょう。
毎年年賀状のノルマは報道されますから。
今どき、自爆営業なんてここぐらいのはずです。
ところで、招待された旅行で泊まるのは、かんぽの宿?
cf.
『 かんぽ生命が顧客に不利益な保険を売った問題で、販売を担う日本郵便が支社ごとに独自の評価制度を設け、郵便局員に契約獲得を競わせていることがわかった。東京支社の場合、「かんぽマイスター制度」と呼び、販売実績に応じて星1~5に区分。上位の人は旅行に招待され、下位の人は「成長期待社員」として研修受講を求められる。
かんぽの保険を巡っては、販売現場の局員から過剰なノルマに不満が出ている。販売実績で報酬や処遇が異なるため、局員は高い保険料の契約獲得を優先させて、顧客に不利な乗り換えが広がった恐れもある。
複数の郵便局関係者によると、東京都内の局では2018年度にマイスター制度が導入された。新規獲得した月々の保険料に応じ、局員を5段階で分類。月平均27万円以上なら最高位の五つ星。27万~20万円は四つ星、20万~15万円は三つ星、15万~10万円は二つ星などと区分され、10万円以下は最低の一つ星となる。
星4~5だと旅行やパーティーに招かれる。一方で、星1~2は「成長期待社員」と呼ばれ、「未加入・青年層の開拓の仕方」といった営業手法などに関する研修受講を求められる。週2日は指定地域で飛び込み営業し、面談相手に礼状を書くことも求められる。
星の評価は年齢や役職に関係なく、「成績が悪いと50代後半でも『成長期待』とされ、みじめな思いをする」(郵便局関係者)。同様の制度は、北海道・北陸・近畿・九州などほかのエリアにもあるという。
厳しい管理の背景には、かんぽ…』
by k1right
| 2019-07-04 00:00
| 郵貯かんぽ
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