2019年 03月 19日
本日(2019/03/14)の北海道タバコニュース |
『たばこの影響を正しく理解してもらおうと、吉本興業が制作したオリジナルのパラパラ漫画のアニメーションなどが完成し、北海道に贈られました。
北海道とよしもとクリエイティブ・エージェンシーは共同で「喫煙防止の健康教育教材」の作成に取り組んでいます。
北海道内の喫煙率は全国で最も高く、制作発表では吉本興業の鉄拳さんが約2か月かけて制作したパラパラ漫画のアニメーションが公開され、健康被害や受動喫煙防止を訴えました。
鉄拳さん:「わかりやすくシンプルに作りました。パラパラ漫画を見て、少しでも考える人が増えたらうれしい」
この動画は3月末をめどに北海道のホームページで公開される予定です。』
『 道と、よしもとクリエイティブ・エージェンシー(大阪)は全国一高い道民の喫煙率を下げるため、お笑いタレント鉄拳さんのパラパラ漫画などの啓発DVDを作製した。
DVDでは、鉄拳作品のアニメーションや札幌よしもと芸人のコントで喫煙の健康被害を紹介。道内女性の喫煙率が全国平均より6・6ポイント高い16・1%で、胎児や美容への悪影響が大きいことも伝えている。
道内の保健所や道のインターネット放送局「Hokkai・Do・画」で3月下旬から視聴できる。14日の札幌市の道庁赤れんが庁舎での記者会見で鉄拳さんは、表情一つ変えず訴えた。「たばこより、北海道のおいしい空気を吸って」』
ちょっと前の北海道ローカルニュースでは、こんなのもありました。
がんばれ、北海道!
『札幌市が2017年度から導入している子育て世代の家族を対象とした禁煙外来の治療費助成事業が、成果を上げている。初年度は30人に助成し、少なくとも20人が翌年も禁煙を継続した。市保健所健康企画課は禁煙に成功した市民の声をホームページなどで紹介して事業をPRする予定で「自己流よりも簡単に禁煙できる禁煙外来を広く利用してほしい」と呼びかけている。
この制度は、15歳以下の子供や妊婦と同居する市民が対象。治療開始前に市に申請し、初診から12週間以内に計5回、禁煙外来を受診し、自己負担額を支払うと、1万円まで市が助成する。治療は薬やニコチンパッチを使うことが多く、道内ではオホーツク管内美幌町にも治療費の自己負担額の半額を助成する制度がある。
17年度は申請した86人のうち、5回の受診を終えた30人に助成。昨年7月に実施したアンケートではこのうち27人が回答し、20人が禁煙を継続していた。本年度も71件の申請があり、市は助成対象者を追跡調査して効果を検証する方針だ。
市が制度を始めた背景には喫煙率の高さがある。16年の喫煙率は、全国19・8%に対し、札幌市は22・6%。肺がんによる死亡率も全国に比べ高い傾向があり、将来の がん患者を減らし、子どもの受動喫煙防止にもつなげようと導入した。』
cf.
『厚生労働省は1月、2016年に99万人が新たにがんの診断を受けたと発表しました。がんになる人は増え続け、日本人は生涯に2人に1人がかかる計算です。一方、米国では新たにがんになる人が減少に転じています。日米でどうして違いが生じているのでしょうか。
世界保健機関(WHO)のデータで基準をそろえて比較すると、10万人あたりの新規患者数は、日本は10年に266人と00年に比べて15%増えました。一方、米国は303人と同7%減っています。がんにかかる割合は日本の方が低いとはいえ、推移をみると日米で逆の動きをたどっているのです。
がんにかかる部位のデータを見ると、日米の違いを生む要因が浮かんできます。たとえば肺がんにかかる男性の割合は、米国では00年比で21%減った一方、日本は6%増えました。国立がん研究センターの松田智大・全国がん登録室長は「たばこ対策の違いが大きい」と指摘しています。男性の16年の喫煙率をWHOのデータで比較すると米国は25%に対して日本は34%でした。喫煙率が早くから低下した米国では、肺がんがはっきりと減っているのです。』
by k1right
| 2019-03-19 03:19
| 北海道ネタ
|
Comments(0)