2018年 05月 14日
5/11の「荒川強啓デイ・キャッチ!」で宮台真司さんが麻生氏を礼賛 |
2018/05/11のTBSラジオ「荒川強啓デイ・キャッチ!」より
「麻生財務大臣のアノ発言に関するニュース・・・」への宮台真司さんのコメントです。
荒川)宮台さん、(麻生大臣の)一連のこの発言、どう見たらいいんでしょうか?
宮台)財務省が自分のホームページでセクハラがあったと認定しているわけだから
まだ、この期に及んで往生際の悪い事を言う
ある種のクズぶりを発揮しているなぁと思いますね
3位にも出てくるけどもね
柳瀬首相秘書官は面白いね
調整しないと記憶について喋れない
で、麻生さんも以後気をつけないと不用意な発言が次々出てくる
流石にね、今の政権を構成してらっしゃるスタッフの方々は
素晴らしい、美しい、日本の構成員だなと、改めて感激感心しております。
本当に素晴らしい
あまりに素晴らしすぎるので
僕は、麻生さんの素晴らしさに感激した人たちが
やっぱり安倍内閣はダメだなぁというふうに思わせるための
陰謀ではないかと言うふうに思うぐらい
実に素晴らしい美しい日本ぶりを発揮しておられます。
荒川)そうすると、より体質というのがよく見みえてくる
宮台)そうですね、
だから、もっともっとこれからも同じように振る舞っていただけると私は嬉しいです
荒川)貢献度大ですね
宮台)はい、素晴らしいです
荒川)えぇコマーシャルに行きます
ーーーーー
麻生氏に関しては、短期記憶の長期記憶化の機能が一部損なわれている印象があります。
「はめられた」に関しては、印象が強く、うまく長期記憶に移行したようですが
その後の財務省がどういう理由でセクハラを認定したのかについてが短期記憶から長期記憶に移行しなかったために、未だに、「はめられた」に固執しているように見えてしまいます。
これは、単純に、麻生氏の記憶において、この件に関しては「はめられた」がフレッシュなのです。
老人が、昔のことばかり繰り返し言うのは、長期記憶が短期記憶によってリフレッシュされていないか、もしくは、長期記憶が一部欠損しているため、長期記憶下において昔のことがフレッシュな、取り出しやすい位置に記憶しているからです。
したがって、ロジックで麻生氏を追求したところで無意味です。
記者や野党議員は、短期記憶が順序立てて整理されて長期記憶化されているので
麻生氏の一連の発言は整合性が取れない、つまり、意図的に虚偽(のような)発言をしている用に見えるのです。
しかし、短期記憶が部分的にしか長期記憶化されておらず、しかも本人のみが印象の強い事柄や、逆に否定したい事柄などは整理された状態で長期記憶化されていないので、
第三者からは、自分に都合のことばかりを言うクズ状態に見えてしまうのです。
しかし、本人長期記憶が整理されていないことを自覚しておらず、むしろ、自分の長期記憶と第三者の指摘がコンフリクトするので、むしろ、周りの人間が誤っていると認知されてしまうのです。
むしろ、自分がロジカルで、周囲が非論理的であるとさえ思っていることでしょう。
簡単に言うと「こいつらは、こんなこともわからないのか」と思っているはずです。
(だから薄ら笑いを浮かべていたり、記者をばかにするような態度をとるのです)
これは、能力が高くプライドの高い人間の行動のようにも見えますが
実際のメカニズムは全く異なっています。
ゆえに厄介であると言えます。
したがって、麻生氏の記憶においては「はめられた」がフレッシュなのですから、
この件については「はめられた」がすぐに出てきてしまうのです。
残念ですが、年をとる、ということはそういうことなのです。
通常、このような場合、家族や、近くにいる人間が
論理の矛盾ではなく、記憶能力などの低下、判断能力の衰えなどを指摘するのですが
(運転免許証の返納などそのようなケースがほとんどだと思います)
長年、イエスマンしか周囲に侍らかしてこなかった場合など、
そのプライド故に、これまでイエスマンだった周囲の意見など取り入れるはずがないのです。
そもそもイエスマンたちが、あえて、そのようなことを指摘することもないでしょう。
これは、ボケている=認知症とは異なります。
家族以外なら、このような人物に関する対策は簡単です。
相手にしなければいいのです。
相手にしないでおけば勝手に自滅してくれます。
(例えば、免許を返納しないでいればいずれ事故ります)
そして、時間が立てば、誰が見ても、明らかな状態になります。
残念ですが、年をとる、ということはそういうことなのです。
といっても責任ある立場なんだからシカトする訳にはいかないだろうと思われるかもしれませんが
実際の組織運営は、判子を押してもらうだけの状態に仕立てておいて、
おだてて判子を押してもらうだけでいいのです。
そもそも、これまでも彼が、何かを立案・遂行することは出来ないので
お膳立ては周囲が行ってきたはずです。
むしろ周囲にとって見れば、おだててさえおけば、
自分らの意見を取り立ててくれる便利な自動ハンコ押しマシーンです。
だれが、彼を排除したいと思うでしょうか?
よくいる、駅員を怒鳴りつけている爺さんと同じ扱いをしてあげればいいだけです。
さすがに、宮台さんもこの手のご老人の相手には慣れていないようです。
直近の現場では、この手の、15秒前のことは忘れて、勝手に切れる爺さんがいてまいりました。
この手のに限って記録をおろそかにするのですから
今回のケースはよく似ているなぁと感心してしまいました。
もちろん、こんな場合は、相手にせず、自分の仕事を粛々とこなし
切れられても適当に流してやって、適度におだててあげればいいだけです。
これは、処世術、とも言い換えることが出来るかもしれません。
自分が宮台さんの立場だったらどう答えるか、を考えてみました。
先週のFワードがなければ、アスホールとかなんとかで応答したでしょうが
流石に先週のはお灸を据えられたでしょうからか
「渾身の一発ギャグ『あさ なまたろう』ってドすべりでしたね~」
って言ってあげます。
しかし、誰にも、(滑ったことすら)気づかれないギャグって寂しいですよね。
しかもパクリだっていうのが輪をかけて寂しいです。
記:2018/05/12
by k1right
| 2018-05-14 05:14
| TBSラジオ
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