2017年 10月 08日
本日(10/7)の北海道農業ニュース-阿寒農協賦課金制度 |
ちょっと前にテレ東のガイアの夜明けを見て気になっていた問題です。
※aikoの誕生日だ!
この問題については、詳しく解説されたサイトがあったので、ここを参照ください。
要は、牛乳を農協を通さないで出荷すると、農協から難癖をつけられて、
本来は関係ない余計なお金を、農協から要求され
断ると嫌がらせをされるという、ひどく前近代的な、歪んだ制度で
それに挑んだ阿寒の牛乳生産農家さんのお話です。
このサイトを読めばいかに無茶苦茶な制度かがわかります。
というか、なぜこんな制度が、マスコミが入った上で、成立したか、が謎です。
構図としては村八分そのものです。
すぐ近くの、別海、浜中で成功例があるというのに、なんでこんなことをこれまで続けてきたかが不思議でなりません。
『公正取引委員会は6日、阿寒農協(釧路市阿寒町)が、農協系統外に生乳を出荷する組合員だけが負担増となる賦課金制度などを作ったのは、独占禁止法違反(優越的地位の乱用)につながる恐れがあるとして、同農協を口頭で注意し、公表した。
注意は独占禁止法上、最も軽い行政指導で、公表するのは異例。公取委は「問題を広く知ってもらうため公表した。農家が取引先を自由に選択することを妨げるような制度、同様の疑義がある制度はただちにやめてほしい」としている。』
『牛乳やチーズなどの原料となる生乳の出荷をめぐり、農協を通さずに出荷した酪農家から、出荷量に応じて課す負担金(賦課金)を徴収したとして、公正取引委員会は6日、阿寒農協(JA阿寒、北海道釧路市)に、独占禁止法違反(優越的地位の乱用)につながる恐れがあるとして見直すよう注意した。国は生乳出荷の規制緩和をログイン前の続き進めており、公取委は競争を妨げる動きへの監視を強めている。』
『牛乳やチーズなどの原料となる生乳の出荷をめぐり、農協を通さずに出荷した酪農家から、出荷量に応じて課す負担金(賦課金)を徴収したとして、公正取引委員会は6日、阿寒農協(JA阿寒、北海道釧路市)に、独占禁止法違反(優越的地位の乱用)につながる恐れがあるとして見直すよう注意した。国は生乳出荷の規制緩和をログイン前の続き進めており、公取委は競争を妨げる動きへの監視を強めている。
公取委によると、阿寒農協は今年6月~8月、農協とは別の卸業者に出荷を始めた酪農家1戸から、出荷する生乳1キロあたり0・5円の賦課金を徴収。9月から農協以外に出荷を始めた他の7戸からも同様に徴収しようとしたという。
これらの酪農家が出荷した卸業者は、買い取り価格が農協よりも高かった。一方で、阿寒農協には、賦課金を納めなければ組合から除名される決まりがあるという。除名されれば農協から購入する飼料などの価格が高くなるなどの不利益がある。公取委は、こうした関係を背景に農協が賦課金を徴収すれば、優越的な地位の乱用につながる恐れがあると判断した。
阿寒農協は朝日新聞の取材に、「賦課金は組合員への営農指導事業の費用負担を求めたもので、ペナルティーの意味合いはなかった」と説明。一方で、9月に賦課金の徴収を一時停止させ、早急に見直す意向を示した。』
by k1right
| 2017-10-08 10:08
| 北海道ネタ
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