2016年 12月 11日
最近(12/06~12/10)の北海道生物ニュース-鳥インフル |
北海道では連日鳥インフルに関する報道がされています。
『道と環境省は8日、北見市常呂町で回収された野鳥のオオハクチョウ1羽の死骸から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されたと発表した。今季、道内では苫小牧で回収されたハヤブサから同じH5N6型の高病原性ウイルスが検出されており、今回で2例目になる。』
『道と環境省は8日、北見市常呂町で回収された野鳥のオオハクチョウ1羽の死骸から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されたと発表した。北見市など関係機関は対応に追われた。苫小牧市で回収されたハヤブサの死骸から検出した高病原性ウイルスと同型で感染した野鳥が道内各地に分布している可能性が高まっている。』
ただ、一方で過剰反応かと思われる規制もされているようです。
『苫小牧市内で回収されたハヤブサの死骸から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)が検出されたことを受け、苫小牧市周辺の自治体では6日、養鶏業者などに注意を呼び掛けた。専門家は、渡り鳥が国内の越冬地から北へ戻る春先に、再び感染の危険性が高まるとみて警戒を強めている。』
『網走】網走市は8日、道内での高病原性鳥インフルエンザ(H5N6型)の発生を受け、野鳥が数多く訪れる濤沸湖水鳥・湿地センターと隣接する白鳥公園(いずれも北浜)の一部で立ち入り規制を行った。』
もしかすると、近い将来、この光景はホラーになるかもしれません。
コクチョウとハクチョウの群れが目の前に・・・。
以下はどうなっちゃうんでしょうか?
『【根室】オオワシ、ケイマフリ、エトロフウミスズメなど希少な野鳥を多く観察できる根室の冬の一大イベント「ねむろバードランドフェスティバル2017」(市、市観光協会主催)が来年1月27~29日の3日間、市内敷島町2のベルクラシック根室をメイン会場に行われる。10回目の今回は中標津空港―根室間の往復バスを活用して野付半島などを巡る野鳥観察ツアーを初めて企画した。』
根室と網走はかなり離れているんですが、東京から見ると同じ”道東”に括りになっちゃうんですよね。
そう言えば、どこかの動物園でも鳥インフルが発見されていますから、このニュースも、微笑ましく読めるのはもうちょっとの間だけかもしれません。
『北海道旭川市の旭山動物園で9日、冬の呼びものであるペンギンの雪上散歩が行われた。キングペンギンとジェンツーペンギン18羽がよちよち歩きする愛らしい姿に、来園者は笑顔で歓声を上げた。』
意外とこいつが犯人だったりして。
『【根室、別海】一時は絶滅したと思われ、現在は環境省のレッドリストで絶滅危惧1A類に分類されている渡り鳥のシジュウカラガンの観察例が、根室管内で増えている。専門家は千島列島での国際的な共同繁殖事業が成果を上げたとみて喜んでいる。』
by k1right
| 2016-12-11 15:00
| 北海道ネタ
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