2016年 11月 16日
本日(11/16)のJR北海道ニュース |
『JR北海道が進める赤字路線の見直しで、「自社だけで存続できない」とする対象を、10路線13区間とする方針を同社が固めた。現在の路線の半分ほどにあたる約1200キロで、特に乗客の少ない3区間は廃止を前提に沿線自治体と協議する。18日に発表する。』
主に地方紙が追いかけているネタが全国紙に載る時は、
何らかの決定の布石であることが多いです。
おそらく、近々トップダウンで中央から何らかの決定がJR北海道になされるのでしょう。
そして、その方向性は全国紙とおおよそ同傾向で、大同小異になる、
というのが恒例です。
さて、今回はどのような展開がなされるのでしょう。
北海道新聞 VS 朝日新聞!
『JR北海道が進める赤字路線の見直しで、「自社だけで存続できない」とする対象を、10路線13区間とする方針を同社が固めた。現在の路線の半分ほどにあたる約1200キロで、特に乗客の少ない3区間は廃止を前提に沿線自治体と協議する。18日に発表する。
見直し対象は、昨年度の1日1キロあたりの乗客が2千人未満の10路線13区間で約1237キロ。200人未満に減っている札沼(さっしょう)線の新十津川―北海道医療大学間(47・6キロ)、根室線の富良野―新得間(81・7キロ)、留萌(るもい)線の留萌―深川間(50・1キロ)の3路線の一部区間はバス転換などを沿線自治体に提案する。対象は乗客数や設備の老朽化などで決めた。すでに石勝(せきしょう)線夕張支線(16・1キロ)は廃線が決まっている。
その他、日高線、宗谷線、根室線、室蘭線、釧網(せんもう)線、石北線、富良野線の一部の沿線自治体にも、運賃の値上げや自治体が線路などの設備を持ちJRが運行に専念する「上下分離方式」の導入など、応分の負担をしてもらうよう求める。ただ、関係自治体が50を超えいずれも財政が厳しく、協議は難航も予想される。
JR北は沿線の人口減少や経営安定化基金の運用益の減少などで、昨年度は札幌近郊を含む全14路線が赤字。今夏の台風被害も重なり、今年度の営業赤字は発足以来最大の440億円と予想している。企業チーム「JR北海道野球部」の今季限りの休部も決めた。
JR北は近年の相次ぐ不祥事を受けた安全投資の確保も厳しくなっており、「事業を見直さないと資金繰り破綻(はたん)が避けられない」(島田修社長)として、赤字路線の大幅な見直し方針を7月に公表した。道内の路線網の縮小が一気に進むきっかけとなる。』
by k1right
| 2016-11-16 22:00
| 北海道ネタ
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