2016年 08月 09日
おめでとー\(^o^)/体操男子団体優勝(リオ五輪) |
にわかじゃないよ。
喜ばしいのは、中国の得点第一主義が崩壊したことです。
あの路線から日本、ロシアをはじめとする伝統的な美しい体操(説明するのが面倒ですが抽象的な概念ではないです)に移行するのは時間がかかります。
協会としての価値観と、Jr以前からの育成からはじめなければならないので、単に運動能力の高い子供を集めてエリート教育するだけでは到達できません。
面白くもキレイではないけど、勝てば官軍的な発想でなんとかしてきた集団は、勝てなくなると弱いんじゃないかと思います。
ただ、今回は評価基準が今一つよく分かりません。
なんというか、まず全体のイメージで点数を決めて後付で根拠を足している感じなんです。
具体的な減点基準が見えないというか、印象点としてつけているように見えます。
現時点では、日本チームに明らかな不利益はないのですが、中国チームが一番ダメージが大きいようです。ロシアにもプラスに作用しているようで、ダイナミックさが売りでやや粗雑なアメリカチームも評価が低いようです。そういう意味では、オランダ、ドイツも美しさよりダイナミックさを追求しているようなので、やや厳しい感じです。
今までの中国チームの体操の評価のされ方は、たしかに点数的にはそうなんだろうけど、実際の印象はそうでもないんだよね。
というのが
やっぱ、なんとなくいい感じじゃないから、とにかく減点要素を見つけて、むりくりでもいいから低めにしちゃえ!
になった感じなんです。
ついでにいうと、アメリカをはじめとするダイナミック系は、足先がだらしないとか股が割れているとか、そのへんで減点されている気がします。
FBには以下を書き込み(無臭性無修正)ました。
FBなのでお友達向けです。
『4時起きで生で体操を見ています。
・あん馬:山室選手の落下で大減点。内村選手はほぼパーフェクト
・つり輪:大きな減点はないが、得点がいまいち伸びず。内村はほぼパーフェクト。
・跳馬:加藤選手にやや着地の乱れがあったものの、白井選手と内村選手が高得点。乗ってきた感じ。
この時点でロシアがトップ、中国は4位。
・平行棒:予選でミス続きだったが、決勝では全員高得点。
ロシアはこれ以上の伸びはなさそうだが前半の貯金が大きい。
中国は3人のうち誰かがミスをするという良くない流れ当面は3位争い
日本の残り種目は高得点が望める鉄棒と床。懸念は田中選手のミスくらい。
床での白井選手と内村選手の16点台で逆転というのが理想のシナリオ』
『続き
自室は5時の時点で32℃。東京は最高気温37℃の予報
・鉄棒:ロシアの鉄棒が思った以上にしょぼい。カッシーナを跳べる選手はおらず、降り技もただの伸身の月面(1回ひねり)
日本は全員15点台。ここでロシアを抜きトップ。
ここでほぼ金メダル確定!!!
・床:twist prince白井選手のパーフェクトな演技で16点台。これでほぼ決まり。加藤選手は床も高得点で全種目ほぼ完璧。このペースなら個人総合の銀メダル確定。
内村選手はいつもどおり。他国の結果などに関係なく1位確定。
中国は鉄棒、ロシアは床を残すが、焦点は2位争い。
MVPは文句なし加藤選手。
マイナスは萱選手を外した体操協会w
あん馬のスペシャリストを入れておけばもっと楽に勝てたはず。』
団体予選時はこんなのを。
『内村選手がコバチなんぞで落下するのは初めて見た。
一時期カッシーナの成功率が半分くらいだったけど
ここしばらくは安定していたはずだったのに、やはり外国製の新品の鉄棒はやりにくかったのだろう。もちろん、魔物などではない。
ちなみに、カッシーナというのは
伸身コバチ1回ひねりと同じ。
コールマンを伸身にするとカッシーナで
コバチをひねるとコールマン。
ついでに、池谷選手がオリンピックでアゴを割ったのがコバチwww。
(まちがってたらごめんなさい)
要は鉄棒を飛び越して一回転系のバリエーション。
最近は2回ひねるのも出てきた。
種目別の鉄棒のゾンダーランド@オランダやファンビフェン@ドイツがむちゃくちゃで面白いです。
ただし、降り技だけならNHK杯の白井健三くんのほうが上。
主流の伸身の新月面(しんしんのしんげつめん、早口言葉か!)=伸身2回ひねり2回宙ではなく、3回ひねる(床で大きく跳ねちゃったやつ)。
男子と女子と床と鉄棒で名前が違っててややこしい。
コバチで落下しちゃったけど。
まぁ逆上がりが精一杯の普通の人にはわからんわなwww』
by k1right
| 2016-08-09 12:39
| 体操
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