2015年 12月 09日
本日(2015/12/9)の北海道動物ニュース(道新VS朝日) |
◯本日(2015/12/09)の北海道動物ニュース
道新で報道された以下のニュースの続報かと思ってしましましたが
正直、独自取材か続報なのか、コピーなのかさっぱり分かりませんでした。
調査団体
道新)□□□□□□□□知床森林生態系保全センター
朝日)北海道森林管理局知床森林生態系保全センター
調査場所
道新)カムイワッカ湯の滝に近いイダシュベツ地区の10本、羅臼岳の斜里側登山口に近い岩尾別地区の15本
朝日)斜里町側の山林2カ所に調査木25本
調査期間
道新)9月3日から10月23日
朝日)9~10月
調査結果
道新)木1本あたりのドングリの個数は60個
朝日)調査木1本当たりの落下個数は平均60個
道新)1個あたりの平均重量も0・6グラム
朝日)1個当たりの重さは平均0・6グラム
ここまではソース、表現もほぼ同じです。
が、
どんぐりが不作の原因
道新)1)大豊作だった昨年に木の養分を使い果たした2)6月の気温が低い日が多く日照不足だった
朝日)天候の影響もあるが、昨年の大豊作で木が地中の養分を使い果たしたのでは
ここで一転して、調査団体によるどんぐり不作のの原因考察が、断定と推測に別れます。
さらに、
ヒグマの目撃件数
道新)□□□□□□□1489件((11月)25日現在)
朝日)10月末までに1530件
ここでは、
期間:道新>朝日
件数:道新<朝日
と、明らかに異なります。
同一の取材元で、途中まで同じ結果なのに、
掲載次期が異なるだけで結果が変化するということなのでしょうか?
面白いのは以下の部分です。
道新)知床財団によると、今年のヒグマの目撃数は1489件(25日現在)と過去2番目の多さだが、突出していたのは7~8月で、ヒグマがドングリを食べる9月以降の目撃数は例年並み。サケやヤマブドウなど他の食べ物でしのいだとみられるという。突出していたのは7~8月で、ヒグマがドングリを食べる9月以降の目撃数は例年並み。サケやヤマブドウなど他の食べ物でしのいだとみられるという。
朝日)環境省ウトロ自然保護官事務所によると・・・今秋は食料不足で人里に近づいたのも背景かもしれない」と指摘する
知床森林生態系保全センターは「来年の春先もヒグマの出没数が増える可能性がある」とみている
最大の謎は、朝日新聞が、ほぼ同じネタを、20日も遅れて、出してきたのかということです。さらに後出してきた割に、記事がブラッシュアップされていません。
つまり、あえて後追い記事を出す理由が全くわからないのです。
by k1right
| 2015-12-09 15:00
| 北海道ネタ
|
Comments(0)