2015年 12月 02日
本日(12/02)のJR北海道ニュース |
いまどき署名って・・・。
各団体によりフォーマットは異なるようですが
”署名”って、名前の他にいろんな個人情報を”紙”に記入しますよね。
それで、大量に集められた紙の束は、抗議の証として、抗議する側から抗議される側に渡されますよね。
ということは、問題ありとして抗議される側に、抗議する側の署名した大量の個人情報の管理をお願いするということです。
その団体は、そんなに信用できる団体なんですか?
大量の個人情報を預けるに値する団体なんですか?
でも、その団体に何らかの抗議をされているんですよね。
それとこれとは話は別、ということでしょう。
でも、それほど信用する団体であれば、別の手段を講じたほうが効率的ではないですか?
ここから先はわたしならこうしたいという願望です。
1)紙の署名をスキャンして(コピーの逆みたいな感じ)電子データ化します。
2)紙だと場所を取り邪魔なので、紙は全て破棄します。
3)署名データをイメージで持っていてもしかたがないので、読み取りをかけてDB化します。今の読み取りだと90%以上の精度ですから、機械が読み損ねた分は手で修正することなくそのまま放っておいていいと思います。
4)suicaとかのデータと3)のデータをひも付けます。内部利用ですから精度は100%である必要はありません。
さて、このデータの利用方法ですが、精度が担保されないので、使いみちは限定されます。
例えば、先の記事で挙げられた路線での署名者の利用状況を調べるというのはどうでしょうか?
署名者が積極的にその路線を使っているというなら署名活動の効力があるということですし、その逆であれば、署名活動はただ、一定のプロパティを備えた個人情報を集めるツールであるとなり、それなりに有益であったということになります。
5)4)を利用して、署名されているかたの利用状況を調べます。
6)TwitterなどのアンオフィシャルなSNSで5)を公表します。
7)署名者が積極的に列車を利用されているのであれば感謝の辞を述べればいいですし、そうでなければ署名活動と利用状況に関連がない旨を数値で公表します。
いずれにせよ、抗議される側にデメリットはありません。
わたしなら、「沢山の貴重な個人情報を集めてくれたありがとうございます。これと内部で持っている情報を付きあわせて有効に利用させていただきます」と、感謝でいっぱいの気持ちになるでしょう。
しかし、「てめーこのやろー、どーにかしろ!」って抗議しに行っている団体に対して
「このデータは大切に扱ってね、あなた達を信用してるから」というのは
どうかと思います。
いずれにせよ、守秘義務が徹底されていれば、何ら問題のないお話です。
この記事に出てる署名を集められている団体のHPです。
悲しくなるぐらい古臭いデザイン・・・。
スマフォ用に最適化する程度のスキルをお持ちの方はいらっしゃらないようです。
”最終更新日 2015.10.08”・・・記事より前です。署名活動との関連は不明です。
このHP(あえてサイトと呼びません)を見て、自身の個人情報を預けるに値する、と思われる方がどれほどいらっしゃるでしょうか?
※2015/12/02現在のブログにも署名活動への言及はありません。
自ら署名した紙の行方をご存じの方ってどれほどいらっしゃるんでしょうか?
by k1right
| 2015-12-02 15:00
| 北海道ネタ
|
Comments(0)