2015年 09月 29日
本日(9/29)のJR北海道ニュース |
◯本日(2015/9/29)のJR北海道ニュース
繰り返しですが、
『しかし、まぁ、ほぼ毎日のように道新にJR北海道のニュースが載るものです。
それほど、道民のJR北海道への関心が高い現れでしょう。』
これはJR北海道ではなく北海道新幹線がらみのネタです。
『来年3月26日の北海道新幹線(新青森―新函館北斗間)の開業を前に、道内の旅行各社が新幹線を組み込んだ旅行商品の開発を進めている。道内から本州方面へ向かう商品は航空機利用が主流だが、各社は「新幹線に乗ってみたい」という道内客の需要が高まるとみている。
旅行各社は現在、来年春以降の新商品の検討を進めている。その中で北海道新幹線の開業を「集客の最大の目玉」(道内旅行会社幹部)と位置付ける。
道内旅行会社が扱う道内から本州方面への旅行商品の多くは往復の交通手段と宿泊がセットになった「フリープラン」で、移動は航空機が大半だ。』
珍しく、道民が本州方面へ、という記事です。
問題は”一度でいいから”北海道『新幹線に乗ってみたい』層を、同リピータ化するか、と函館までの移動手段だと思います。
函館は盛り上がっているようです。
『高橋はるみ知事は「(新幹線開業は)函館、道南から新たな歴史を刻むことにつながる」。高向巌・道商連会頭は「開業効果を道南に浸透させ、道内に波及させていかなければならない」とエールを送った。』
一方、以前東洋経済オンラインで指摘された(「JR貨物が存亡の危機に?」)のように、貨物の輸送力低下を懸念する声もありました。
『春開業する北海道新幹線が青函トンネルを含む区間を貨物列車と共用することに関連し、「北海道と本州間の貨物輸送に大きな支障が出るのではないか」と述べた。新幹線の高速走行を実現する場合、貨物列車の運行本数などへ影響が及ぶ可能性に懸念を示したものだ。』
あれほど冷淡に思えた河北新報の連載の続報です。
『青森、弘前、八戸、函館の4市は13年3月、青函圏観光都市会議を設立。会議は来年4月から、4市の街をパビリオンに見立てて回遊を促す「青函圏周遊博」を開催する計画だ。
「青函圏は仙台と札幌の真ん中にある。ハブ的な機能を持ち得る」と函館市新幹線対策室の担当者。新幹線がつなぐ東北と北海道。広域連携の可能性は観光にとどまらず、多分野で展開できる可能性を秘めている。』
協力的でない仙台はスポイルして、青森以北で連携すると、同規模の市が並ぶのでバランスがいいのかもしれません。
ただ、”青函圏”という概念がどの程度定着するかが課題でしょう。
JR北海道は新幹線ばかりではなく、廃止されたローカル線も盛り上がっています。
『昨年5月に廃止されたJR江差線木古内―江差間の旧湯ノ岱駅構内でトロッコを走らせるイベント「湯ノ岱駅まつり」が10月11日に開かれる。函館のまちづくりグループ「北海道夢れいる倶楽部」などの実行委が企画した。同倶楽部は「廃止区間を活用して地域振興を図りたい」と意気込んでいる。
-中略-
北海道夢れいる倶楽部は「来年以降は自前のトロッコを用意して年4、5回はイベントを開きたい」としている。』
by k1right
| 2015-09-29 15:00
| 北海道ネタ
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