2015年 09月 01日
嫌だった現場(1) |
以下の記事を読んで、だいぶ前に某労働組合とお仕事をした時のことを思い出しました。
打ち合わせで何度も、水道橋のビルに伺ったのですが、
そのたびに喫茶店から出前のコーヒーを頼むのです。
正直、まずいコーヒーです。
それはともかく、私たちのような大して受注額の高くない零細中小IT業者に
一人数百円もするコーヒーを出す、という感覚が理解できませんでした。
まして、そこは労働組合です。
会社として儲かった泡銭からの出費であればなんとも思いませんが
(バブル崩壊後のお話で、いくらでも経費が使えるという時代ではありません)
元々は組合費です。
そもそも組合費をどうこうというシステム構築の打ち合わせだったので、
私は各組合員の組合費を正確に把握していました。
各組合員の収める組合費の何分の一かに相当する額のコーヒーが
打ち合わせのたびにウエッジウッド風のカップに淹れられて出されました。
”労働組合”のニュースを見ると、つい、思い出すお仕事でした。
by k1right
| 2015-09-01 00:00
| きつかった現場
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