2015年 08月 12日
すげーよかった!aiko「Love Like Rock vol.7」@Zepp Tokyo |
ライブハウスなんて何年ぶりだろう?
アンコールの掛け合いがきれいに男女に別れたのも興味深い。このよくわからない客層分布のお陰でわたしも遠慮しつつ参戦できているのである。 終演後、2Fから降りる際に座り込んでいた若い女性がいて、あまりにも気の毒だったのだが持参の馬柄扇子で仰いであげることぐらいしかしてあげられることがなかった。冷たい水でもあればよかったのだが、意識はあり、顔を上げたので、同行者に任せてそこからは離脱した。
近い記憶では鈴木祥子の日清パワーステーションか?
後は、知り合いのライブに人数合わせとして動員されたぐらいだろう。
それより前だと新宿のロフトだったかそれ系のむちゃくちゃだった頃。
まぁ昔話はどうでもいい。
ファンクラブ会員ではないので、この手のレアチケットは基本的に当たらない。
だから、いつも行くのはアリーナクラスのコンサートだ。
最近では去年のハロウイーンの横浜の「Love Like Pop vol.17.5」とその前の武道館、埼玉アリーナとかで、普通のホールツアーも東京近郊、特にNHKホールなどはまず当たらない。
なぜか地方公演は当たるけど、なかなかついでの用事とバッティングさせることができない。
が、なぜか、今回はライブハウスツアーの東京最終(2F立ち見)と札幌(1F)があたってしまった。
札幌は時期が良かったので当たればいくつもりだったが、まさかの東京ラストがあたったので札幌は他の方にお譲りした(それにしても、地方公演のヤフオクでの落札価格って・・・これなら一般正規で買う必要がないんじゃないかと思うくらい、なんだけど)。
開場待ちの間周囲を見たらほとんどがFC枠のチケットのようだったから、一般枠での発売はかなり少ないようだ。
懸念材料は、当日が真夏の真っ盛りであるということ。
客層がコア層に限定されてしまいそうなこと。後述するが、いずれも杞憂だった。
初めてのZepp東京にはほぼ開場時刻に着いた。
行列が不規則で何がどうなっているかさっぱりわからない。ツアーTシャツを着ている人もそこら中にいて人の流れが把握できない。頼みのスマフォはコンタクト装着で老眼が強化されていてほとんど役立たず。
ライブハウスといっても2000人規模の会場らしいから狭い場所に集まると結構な混み具合だ。事務所の近所の下北沢のライブハウスのイメージを矯正するのに時間がかかった。
小刻みに1Fの番号が連呼されていて、2Fの自分は最後のほうで入ることになると予想し、ウロウロしていたら、グッズ販売のテントを見つけTシャツを購入(たまたまだがアンコールでaikoが着ていたネイビー)。列を離脱したら2階云々の張り紙があったのでその辺りににいたら「2F入場してください~」と聞こえたのですんなり入場。特に並ぶこともなく逆に不安なぐらい。入って左手奥のコインロッカーに(中にコインロッカーがあることは下調べ積みだったが100円玉しか使えず300円もするのは誤算だった)。ドリンクは行列がどう並んでいるかわからないし、ドリンクは1L用意しておいたのでとりあえずスルーし、あんまり人がいない中2Fへ。
席はスカスカだし、立っている人もまばらで適当に真ん中編に立っていたが、トイレついでにスタッフさんに席を聞いたらそのへんでいいとの事だったから真ん中あたりに余裕で陣取った(足元に余裕があったので荷物は持って行っても良かったが、みんなそうすると邪魔だろうから程度問題)。
暑さ、に関しては2階立ち見であったことから回避できた。たまたまだろうが、エアコンの吹き出し近くだったので下手なアリーナクラスより快適だった。
もちろん1Fの熱気とは違うのだろうけれど、会場の盛り上がりによって温度が上下するのが肌感覚でわかる。DVDで見て雰囲気はわかっていたけれど、やはり現場は全く違う。
はじめてaikoの表情が肉眼で確認できた。ライブハウスでの花道作成はありがたい。
傾斜が緩いのか、指定席の人が立つと全くステージが見えなくなるので、人と人の隙間からステージを見る感覚で、これが結構苛つく原因となった。もうちょっと傾斜をつけてくれるとよく見えると思うのだが、そもそも花道作成は想定していないのかもしれない。みんなお行儀が良くて、通路に立つ人は皆無だったが、後ろで立つ人のことを考えると通路や最前列前に座るのもありだったのではないかとも思う(紀伊国屋ホールでも通路や最前列前はありだったが、法的にまずいのかもしれない)。
いつも一般発売だから、席は上の方。埼玉アリーナでは中二階のような減っこんだ辺りで音がグルングルン反響して歌詞も聞き取れないような席(なんでこんな設計にしたんだろう?)武道館では上から2列目、横浜アリーナも上から数列目のほうだったから、キラキラテープは縁のないものだと思っていた。が、スタッフさんが籠に入れて2Fの立ち見の人間だけに配ってくれていた。これは本当に嬉しくて、テープをもらうときにバカみたいに頭を下げてしまった。
ハロウイーンの横浜アリーナの時も、お菓子が入った袋をスタッフさんが配ってくれていたから、これは来場アンケートの要望を受けてのものかもしれない。いつもFC枠でいい席で見ている人たちには関係ないだろうがこのような配慮は一般枠で買っているものにはありがたい。
演奏のレポは他所に任せて、ここは自分の個人的な感想だけを書こう。なにしろレポを書くための体験や能力が自分には少なすぎる。11日だから「雨は止む」がオープニングなのかと思っていたが、他所でもオープニングでやっているようなので、これはくだらない深読みだった。
まぁ、すげーよかった、過去最高レベルのライブだったとだけ言っておこう。
MCでこの先の不安みたいなことを言っていたが、40の節目で何かあるのかもしれないし、過去に何度かあった将来への不安の吐露であるのかもしれない。
(自分にオタ系要素は内在しないが、外見的にヲタに見られてしまうこともあるらしい。BMI20前後のレッグスクワットMAX250kgで腹筋の割れたヲタなどいるはずもないのだが、腹を出して歩く訳にはいかない)
2度目のアンコールのあと、客電が付いて会場スタッフが退出を促し、それにしたがって退出が順次開始されてから3度目のアンコールが始まった。1Fはよくわからないが2Fは1/4ぐらいが出て行ったのではないだろうか?そんな調子で3度目のアンコールが始まったから、最前列前の手すりで立つ人多数。本公演中は誰も所定の場所から動かず、なんと草食系な客だろうかと思っていたが、2Fは最後の最後でちょっとだけライブハウスっぽい雰囲気になった。賞味で3時間位のステージだった。なお、公演終了後のセットリストには3度目のアンコール分もあったから全くの想定外ということではないのだろう。
もったいないのでドリンク交換に並んだが、その行列の周辺に結構な数のキラキラテープが落ちていて、しかも誰も拾う様子がなかった。さらに結構な時間並んでドリンクを貰うと会場外に出されてしまい、仕方なくスタッフさんに頼んでコインロッカーに行かせてもらった。終焉直後の忙しい時に手間を掛けさせて申し訳なかった。
ドリンクの行列もあって、東京テレポート駅で電車に乗れたのが23時頃。
一般枠でのチケットの購入確率を考えると、最初で最後の”Rock"になるのかもしれない。自分にしては珍しくTシャツを買ったのはそれを考えた上でもある。
(自分には過去のどうでもいいトラウマがあって、他人と同じ服を着たりするという行為がどうにも苦手で居心地が悪い)
しかし、我ながら文章が下手だ。
言いたいことはは簡単。
すげーよかった、それだけ。
by k1right
| 2015-08-12 18:00
| aikoのライブ
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