2015年 06月 25日
「教団X」に関する追記 |
どういうわけだか、未だに「教団X」でググられるようなので、ちょっとだけ追記します。
以前のブログで全く説明なしに高村薫と関連付けたので、そのフォローです。
特に下巻は延々と宗教談義が続き、そして宗教談義であるがゆえに明確な結論は得られません。
抄録は各々以下のとおりです。
『合田雄一郎がミレニアムを挟んで挑む2つの事件。動機と死体の接点はいったいどこに。血塗れの惨劇と僧侶の轢死には共通項が…。「晴子情歌」に始まる3部作完結篇、現代の東京に降臨。』
『死刑囚と死者の沈黙が生者たちを駆り立てる。僧侶たちに仏の声は聞こえたのか。彰之に生命の声は聞こえたか。そして合田雄一郎は立ちすくむ…。人はなぜ問い、信じるのか。福澤一族100年の物語、終幕へ。』
※わたしにはオウムの教義を肯定しているとしか思えませんでした。
時間に余裕が有るのであれば、読み比べてみるのも一考でしょう。
by k1right
| 2015-06-25 00:00
| 読書記録
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