2017年 08月 20日
本日(8/19)の北海道観光ニュース-野生大麻 |
ちょいちょいニュースになるノラ大麻の話題です。
『野生大麻が多く自生する道内で、今年も保健所や自治体による除去作業が行われている。野生大麻は生命力が強く、毎年、人海戦術で抜き取り作業を続けているが、除去が追いつかないのが現状だ。
「どれだけ抜いてもまた生えてくる。生えては抜いての繰り返しだ」。7月7日に津別町で行われた野生大麻の除去作業。町職員の男性はため息をついた。
大麻が自生していたのは民有地の2か所。廃屋の裏手と、そこから数キロ離れた小麦畑脇の土手で、青々とした大麻が人の背丈まで育っていた。真夏の陽光が照りつける中、道や町の職員ら約25人は汗だくになって1本ずつ根っこから抜き取り、軽トラックの荷台に積み重ねていった。
この日、同町で除去された大麻は昨年の10倍にあたる8081本、重さ280キロ。その日のうちに町内の最終処分場に埋却された。
道は、大麻が成長する毎年6~9月に「野生大麻・不正けし撲滅運動」を実施し、各地で除去を行っている。特に多く自生している網走・北見、帯広、釧路の保健所管内を重点地域に定め、対策を強化している。
道内に野生大麻が多いのは、農家の収入源として重視され、明治時代に産業用大麻の作付けが拡大した名残ともされるが、厚生労働省や道は「しっかりとした資料や分析がなく、因果関係は不明」としている。
昨年度に道内で除去された野生大麻は81万8219本で、全国(99万4445本)の8割を占めた。大麻は除去せず放っておくと、生育範囲が広がるおそれがある。鳥や風が種を運び、土中の種が10~20年後に発芽することもあるという。
野生大麻の自生場所を把握するのは難しく、自治体職員らが巡回したり、住民からの通報を受けたりして、情報収集に努めている。
道医務薬務課は「3、4年間、集中的にやればある程度は除去できるだろうが、しばらくすれば雑草のようにまた生える。毎年、地道に除去していくしか手だてはない」としている。』
写真は自分が宿泊した某宿の裏庭で撮影したものです。
ただ、以前と比べると、目立つ場所にはなくなったと思います。
以前は、国道沿いの堂々と生えたましたから。
記事でも民有地の『廃屋の裏手と、そこから数キロ離れた小麦畑脇の土手』とあります。
以前にもお隣の北見の高校生が・・・というニュースもありました。
by k1right
| 2017-08-20 08:20
| 北海道ネタ
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