2017年 06月 14日
カフェイン中毒について |
6/13の朝日新聞の朝刊にありました。
1gでこれほどの量が必要ですから、6g摂取するのはかなり難しいように感じます。
『カフェインを多く含んだ眠気防止の薬や清涼飲料による中毒で、2011年度からの5年間に少なくとも101人が病院に運ばれ、うち3人は死亡したことが、日本中毒学会の実態調査でわかった。ほかにも重大事故が起きており、若者を中心に「乱用」されている可能性がある。
カフェインは興奮作用があり、短時間に大量摂取すると吐き気、心拍数の増加、興奮などの中毒症状が現れる。個人差が大きいが、成人では1グラム以上で症状が出る可能性が指摘されている。
・・・
調査に協力した全国の38救急医療施設に搬送され、カフェイン中毒と分かったケースを集計した。患者は11年度10人、12年度5人だったが、13年度は24人に急増。15年度は37人だった。計101人中97人は眠気防止薬を使っており、7人が心停止、うち3人が死亡。心停止した人はいずれもカフェインを6グラム以上取っていた。エナジードリンクだけの中毒は4人だった。患者の年齢の中央値は25歳で、18歳以下が16人いた。』
これはカフェロップの成分です。これだけで1g摂取しようとすると、2箱必要です。
例えば、モカ錠をガリガリかみながら、モンスターエナジーをらっぱ飲みする、とかしない限り6gの摂取は難しいと思います。
こうなると、急性カフェイン中毒というより、恒常的なカフェイン依存がまずあって、そこへの一時的な過剰摂取による急性中毒であると思われます。
つまり、急性症状より、普段からの依存が問題なのではないでしょうか?
by k1right
| 2017-06-14 12:00
| 日々の疑問アレコレ
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