2016年 09月 29日
TBSラジオ「明日も元気」で「睡眠障害」 (4) |
今週のテーマは「睡眠障害」
東京慈恵会医科大学付属病院 精神神経科 診療医長の 小曽根 基裕 先生
以下、必ずしも正確ではない、ざくっとした書き起こしです。
第4回(9/22)「若年層に多い睡眠障害」
(秋沢) 若い人で多い睡眠障害は?
(Dr.) 若い人に多いのは過眠、眠気を訴える人が多い
外来で多いのは不規則な生活の結果の過眠。
残業、交代勤務などの結果の昼間の眠気。
(秋沢) 不適切な生活が理由での来院にはどのような指導をされるのでしょうか?
(Dr.) 若い人は睡眠に無頓着。
仕事中の居眠りなどで上司に指摘されて来院。
就労環境の変更を産業医等と調整する。
(秋沢) 本当の不眠症の原因は?
(Dr.) 心理的、身体的な原因で不眠が始まる
不眠の経過
眠れないことへの恐怖が発生する
寝ようとしても目が爛々として目覚める->睡眠妨害連想
薬を飲み始める
薬をやめたくなる
急にやめると反跳性不眠が起きる
睡眠が浅くなる=一過性の不眠
睡眠薬を飲み続ける
(秋沢) 不眠症になった人が薬をやめるにはどうしたら良い?
(Dr.) 自己判断で薬をやめるのは良くない。専門医と相談する。
やめるタイミングがある。
不眠の原因がなくなったらやめる試みをした方がいい
長期に飲んでしまったかたがやめようとすると退薬症候がでる
不安感、不眠以外の症状が出る
->薬を入れ替える、認知行動療法の併用
翌日に続く
by k1right
| 2016-09-29 00:00
| 臨床心理学
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