2016年 02月 17日
昨日(2/16)のJR北海道ニュース |
◯昨日(2016/02/16)のJR北海道ニュースです。
『JR北海道は16日未明、青函トンネル(53・85キロ)内で北海道新幹線H5系車両(10両編成)が故障で走行できなくなった場合を想定し、乗客を「渡り板」と呼ばれるはしごで救援列車に移動させる避難訓練を行った。新幹線を使った青函トンネル内の訓練は2度目。JR北海道やJR東日本の社員ら100人が参加し手順を確認した。』
2回めの避難訓練はうまくいったようです、一安心。
それにしても、現場の社員にとっては、これほど緊張感のある避難訓練はなかったでしょう。
なお、記事を読む限り1回めと全く同じかどうかはわかりません。
そこを明記していただければより安心できたと思うのですが。
どうせなら、1回めの避難訓練も、以下の記事にあるように『調査も兼ねた訓練』と言っておけばよかったと思うのです、惜しかった。
『釧路市新橋大通地区の住民による避難訓練が13日、行われた。冬季の避難時間や家を出るまでの時間の調査も兼ねた訓練で、住民約100人が避難場所の市民文化会館を目指した。』
しかし、そこは安定のJR北海道クオリティです。
『北海道新幹線開業を前にJR北海道が15日、新幹線奥津軽いまべつ駅(青森県今別町)で行った火災避難訓練では、避難経路の一部が実際には使えない可能性があることが分かるなど課題も浮かび上がった。JRは3月26日の開業までにマニュアルを改善したいとしている。
訓練は、火の気のある1階ホームの喫煙室から出火したと想定。火災発生時はエレベーターが使えないため、駅員がホームにいた乗客役11人を階段で2階改札に誘導した。
しかし、喫煙室の出入り口は階段へ向かう通路内にあり、訓練では出入り口前を通行したが、実際に喫煙室から火が出れば乗客が階段まで行けない恐れがある。奥津軽いまべつ開業準備駅の石沢透駅長は取材陣に「ホームから線路に降りることもありうる」と話した。
また、改札から屋外に出るには長さ54メートルの連絡通路を渡ってから115段の階段を下りるため、足腰が不自由な人は避難に時間がかかる可能性がある。石沢駅長は「今回の訓練で見えたことを考慮し、いろいろな状況を考えて安全対策を強化したい」と話した。』
奥津軽いまべつ駅なのでJR東日本の管轄だと思っていたらJR北海道が行った訓練のようです。
やはり、北海道新幹線の運営はすべてJR東日本に任せて、JR北海道は駅とかその周辺のみの運営にした方がいいのではないでしょうか?
実際、収益のすべては鉄道事業以外からあげているのですから。
JR北海道にはマニュアルを改善したら、実際にテストしなければならないという発想が依然としてないようです。
危なっかしいです。
by k1right
| 2016-02-17 15:00
| 北海道ネタ
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