2016年 01月 28日
読書記録「1998年の宇多田ヒカル」ー後日談 |
読書記録 宇野維正「1998年の宇多田ヒカル」の後日談です。
1/26のTBSラジオ「荻上チキSession22」の「Session袋とじ」のコーナーで著者が出演されていました。
『今夜は話題の新刊『1998年の宇多田ヒカル』を発売した
音楽ジャーナリストの宇野維正さんが登場
史上最もCDが売れた年「1998年」が音楽シーンに与えた影響などについて伺いました。』
興味があればポッドキャストで視聴ください。
総論は本に書かれたとおりで、渋谷系の過大評価、1998年が特異な年であったこと、はっぴいえんどが過大評価されていること、などを延べられていました。
以前ここでも紹介しましたが、同じロッキン・オン系のライターが書かれた以下の本と合わせて読むと、単なる内ゲバ本であることが分かります。
番組内での主たるaikoへの言及を以下に書き起こします。
-ここから-
(南部)ではもう一曲宇野さんに選曲していただいて曲をかけますけど、こちらの曲は、
(宇野)アイコさんの「くちびる」で、これはねぇ、イントロの「ハッ」ってアイコさんが息を吸うところから始まるんですけれど、そっから聴いて欲しいんで、フェードインしないでください。さっき、ディレクター(発音はデレクター)の方に言ったんですけれど、まぁ、あのぉ、ほんとに、今日、あんまり、アイコさんについて語れなかったけれどぉ、まぁ、アイコさんの化け物的な才能(発音はサイノー)をですね、凝縮された曲だと思うので、最後に、かけたいなぁと思っております。
※文節ごとに語尾を上げる発音でお読みください
(荻上)はい、じゃあかけましょう。aikoで「くちびる」
(南部)菊地成孔さんが「粋な夜電波」の中でこの曲を物凄い絶賛しているのをあたし聴いて、この曲聴くと蘇るんですけど
(宇野)感動的な、感動的な書き方していて、おもいっきり引用させていただきます、ごにょごにょ。
けど、ぼくはこの、?で、あの、『あなたのいる世界にはわたしはいない』(注釈:「くちびる」の歌詞の一部)じゃないけど、あ、あ、あの、”アイコのいる世界には僕はいない”っていうねぇ、あの、ちょっと、書き換えているほうがあるんで、そのちょっと、理由を、あの、読んでいただければと思います。
ちょっと、今、品切れ中みたいなんですけどもそろそろ、あの、今週後半ぐらいには増刷されて、あの、出回ると思いますけど、よろしくお願いします。
(南部)はい、あの、宇野維正さんの新刊「1998年の宇多田ヒカル」は新潮社より税込み799円で発売鳴かなっておりますので、ぜひご一読いただきたいと思います。
(荻上)Amazonでも品切れだとか
(宇野)あぁ、けど、本屋さんに、でも、あ明後日くらいにはまた、まだ残っているところもあると思うんで
(荻上)絶賛増刷中ですからね
(南部)Session袋とじ、今夜のお客様は音楽ジャーナリストの宇野維正さんでした
やはりaikoに関する菊地成孔氏の言及は書き起こしサイトからの引用なようです。
であれば、増刷時にも追記すべきでしょう、好きなくとも物書きの端くれであるなら。
by k1right
| 2016-01-28 00:00
| aiko
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