2015年 12月 29日
本日(12/29)のJR北海道ニュース |
◯本日(2015/12/29)のJR北海道ニュースです。
函館は地図に入りきりませんでした。 拡大します。
道新による函館本線トンネル火災の続報を並べます。
場所をイメージしにくいので地図を貼ってみました。
函館本線といっても、函館から随分遠いことが分かります。
福島と福島第一原発の感じでしょうか?
『JR函館線の伊納―近文間の嵐山トンネル内で27日に発生した火災で、旭川から札幌や稚内、網走方面の列車は軒並み運休に見舞われ、利用客の足を直撃した。旭川駅や稚内駅では、JRのトラブルに利用客から厳しい声が上がった。』
『JR北海道は28日、旭川市と上川管内鷹栖町にまたがる嵐山トンネル(1・3キロ)の火災で運休が続く函館線深川―旭川間の運行を29日午後以降に再開する方針を明らかにした。』
『JRは29日午前も、函館線深川―旭川間と留萌線全線の運転を見合わせる。札幌―深川間で8本、旭川―稚内間で1本、旭川―網走間で2本の特急を運行、深川―旭川間はバスで代行輸送する。』
『JR北海道は28日の記者会見で、JR函館線嵐山トンネルの火災で焼けたポリエチレン製の漏水防止板について、火災の危険性を認識していたが、難燃性素材の導入は一部にとどまっていることを明らかにした。専門家は「火災の危険性は難燃性の素材や燃えにくい加工を施すことで減らせる」と指摘している。』
『JR北海道は29日、函館線のトンネル火災で、復旧作業を同日午前11時ごろに終えたと発表した。現場を含む深川―旭川間の上下線で2日ぶりに列車の運行を再開した。留萌線深川―増毛間の上下線も運行を再開した。
JR北海道によると、この間、特急を含む列車233本が運休、計約4万7千人に影響が出た。
火災は旭川市と鷹栖町にまたがる嵐山トンネル(約1・3キロ)で発生。27日午前5時10分ごろの通報から約7時間半後の同日午後0時40分ごろに鎮火し、その後、復旧作業のため列車の運行を見合わせていた。』
幸い、東京圏のニュースではほとんど報じられていません。年末で、特に慰安婦のビッグニュースと帰省ラッシュのニュースで隠れているようです。
それに、JR東日本は大スポンサーです。JR北海道の事故とはいえ、開業を控えた北海道新幹線に”函館”つながりで、不安が及んではいけないとの配慮でしょうか?
東洋経済オンラインで以下の記事がありました。
著者は青森大学准教授・地域ジャーナリストとのこと。
しかし、以下の記事を(意図的に?)スポイルされているので補足します。
『JR北海道が、来年3月26日に開業する北海道新幹線の2016年度の収支を、約52億円の赤字と試算していたことが16日、同社への取材で分かった。青函トンネルの維持管理に多額の費用が掛かるため、北海道新幹線そのものによる増収は見込めないとしている。
試算によると、16年度は、車両やトンネルの維持費を含む経費が約78億円で、人件費などと合わせた支出額は約160億円に上る一方、収入は約108億円にとどまる。17年度約111億円、18年度約114億円と小幅な増収を見込むものの、17年度は約51億円、18年度は約42億円の赤字になるとしている。
一方で、開業に合わせて赤字が続く並行在来線の江差線の経営が第三セクターに移るほか、在来線の利用客増加も見込まれるため、JR北海道は「鉄道事業全体でみれば、赤字幅は小さくなる」としている。
試算結果は、JR北海道が北海道新幹線の特急料金の申請に合わせて、国土交通省に提出していた。』
四の五の言わずとも、この記事を引けばいいだけだと思うのですが、なぜ具体的な数字を省くような記事を書かれるのでしょうか。
JR北海道自体が赤字を認めているというのに、、、謎です。
by k1right
| 2015-12-29 17:00
| 北海道ネタ
|
Comments(0)