2015年 12月 25日
最近(12/24~12/25)のJR北海道ニュース |
◯最近(2015/12/24~2015/12/25)のJR北海道ニュースです。
記事が朝日で写真は毎日。ハイブリッドです。
思った以上に道新の姿勢が厳しいのと
一方で不祥事以外だけを報道している新聞社があるなど、
各社のスタンスが垣間見えた一日でした。
『来年3月26日の北海道新幹線開業で新函館北斗―新青森間は最短1時間1分で結ばれ、青函の所要時間は約半分となる。ところが青函の中核駅、函館―青森間でみると、新たに2度の乗り換えが必要となるため、現在の在来線直通特急の最速1時間50分からの短縮効果はほとんどない見通しだ。』
青森側が盛り上がっていない原因はコレかもしれません。
時間は変わらないけど、新幹線料金になるだけで、コストメリットゼロですから。
その料金が決まりました。
『来年3月26日に開業する北海道新幹線について、石井国土交通相は24日、特急料金の認可書と鉄道施設の完成検査の合格書をJR北海道に交付した。
認可されたのは、新青森―新函館北斗間で3930円などとする自由席特急料金の上限額。実際は全席指定席のため同区間の普通席特急料金は4450円となり、東京―新函館北斗間の特急料金と運賃の総額は2万2690円となる。』
しかし
『申請した特急料金を基にして計算した北海道新幹線事業の収支は、来年度からの3年間の平均で年48億円の赤字を見込んでいる。』
札幌延伸も具体化してきました。
『 政府は2016年度予算案で、北海道新幹線の新函館北斗―札幌間の建設事業費に340億円を計上した。札幌延伸が5年前倒しされて2030年度末となったことで、前年の200億円から大幅に増額された。来年3月26日に開業する北海道新幹線の新青森―新函館北斗間は80億円が配分され、沿線の騒音対策を行う。』
48億円の赤字がまだ15年続きます。
2030年にJR北海道は今のままだと思いますか?
なんでこんなに不祥事が・・・?
デジャブ?と思ったら、これでした。
モルタル祭りです。
注意してみると・・・
『JR函館線大沼駅構内で2013年に起きた脱線事故をめぐるレール検査データ改ざん事件で22日、JR北海道と社員らが書類送検された。事故発生から2年3カ月。多くの時間を費やした道警の捜査からは、ずさんな安全管理を組織ぐるみで取り繕っていた実態が改めて浮き彫りになった。』
不祥事とまではイカないのですが・・・
『外装デザインを一新し、24日から帯広-札幌間の特急「スーパーとかち」で使用が予定されていたJRの新車両は、車両不具合により、同日の運行が取りやめになった。初運行の見通しは立っていない。車両を一目見ようとJR帯広駅を訪れた鉄道愛好家も、肩を落としていた。』
まだまだ時間が掛かりそうな日高線。
『JRは浸食被害を受けた日高線3か所の現場のうち、1月の厚賀―大狩部間の被災箇所以外の2か所について復旧事業費がどの程度になるかは明らかにしていないが、JR担当者は「しっかりした護岸にしないと、また同じような被害を受けることになる」と説明していた。』
じつは、国道の崩落待ちだったりして?
※まだ北海道新幹線でのツアーの募集はありません。
12/25のJR各社の株に関しては以下のとおりです。
・JR東日本-大和が目標株価引き上げ 事業環境は良好 持続成長が期待されよう
・JR西日本-大和が目標株価引き上げ 堅調な業績や株主還元スタンスを素直に評価
・JR東海-大和が目標株価引き上げ 新幹線収入は好調維持 一段の増益を見込む
上場を果たした各社は好調のようです。
by k1right
| 2015-12-25 16:00
| 北海道ネタ
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