2015年 12月 21日
続報及び詳報求む、カフェイン過剰摂取死亡事故について |
共同通信の配信記事なので(写真を含め)各社横並びの配信(のはず)ですが
なぜか日刊スポーツのみボリュームが異なっていました。
『九州地方で今年、眠気覚ましをうたうカフェイン入り清涼飲料水を頻繁に飲んでいた20代男性がカフェイン中毒で死亡していたことが、福岡大法医学教室の分析で21日までに分かった。胃の内容物にはカフェイン錠剤の可能性がある破片も混じっており、錠剤がどの程度死亡に関与したかは不明だが、同教室は飲料の大量摂取が原因とみている。状況から自殺目的で一時的に大量服用したのではないという。
・・・
男性は24時間営業のガソリンスタンドで深夜から早朝の勤務。帰宅後は夕方まで起きていて、その後に寝て出勤する毎日だった。エナジードリンクと呼ばれるカフェイン入り飲料を多用し、死亡する約1年前から体調不良を訴え、吐いて寝込むことを数回繰り返した。カフェイン中毒症状とみられ、死亡当日も帰宅後に吐いて寝込んでいた。数時間後に家族が気付き、救急搬送したが手遅れだった。飲んだ量がどれくらいかは不明。
・・・
男性は持病もなく目立つ異常はなかったが、血中に少量のアルコールが残っていたほか、胃の内容物や血液、尿に高濃度のカフェインが残っていた。
・・・
1日の摂取許容量は設定されていないが、食品安全委員会によると、海外機関が目安として勧告しているのは、健康な成人で1日当たり400ミリグラム』
テレビやラジオの報道をざっと見たところ、
・深夜早朝勤務のため、眠気覚ましにカフェイン入り清涼飲料水を大量摂取
・ドリンクどころか、錠剤まで摂取したいたらしい
・アルコール併用は危険
・コーヒー換算であれば、3時間で20杯ほどで現実的ではない
といった印象です。
なぞは、アルコールです。
報道の文脈だと、眠気覚ましのための大量摂取としたいようですが、
そうするとアルコールが検出されたことの理由が不明です。
ここで連想したのは、最近はやっていると聞くエナジードリンクの焼酎割りです。
それでも、GS勤務でアルコール摂取は解せません。
考えられるのは、起きている間は、大量にエナジードリンクを大量摂取し、眠れないため、お酒を飲み、その時まだ血中カフェイン濃度が高いため、アルコール摂取によりカフェイン中毒となる、というシナリオです。
亡くなられた方のが、なんのためにアルコールを摂取されていたか続報が待たれますが、おそらくスポンサーが絡むため(商品名を連想させないことが困難)、
報道はこのままフェードアウトしていくことでしょう。
今一番、ガクガクブルブルとしているのは
漫画家さんとアシスタントさんたちでしょう。
なんせ、彼ら/彼女らは、モカを錠剤/瓶で大量摂取しています。
一度、ドラッグストアで瓶入りモカを箱買しているのを見かけたことがありますw
この報道を鑑みると、今まで死亡事故が起きていないのが不思議なくらいです。
というか、夭逝された漫画家さんは・・・と思ってしまいます。
ご本人は了承されたうえで、命を懸けるに値するお仕事をされているのだと思いたいところです。締め切りがきついとか、そもそも無茶なスケジュールだなんてことはないのだと思います。
先日、若くして芥川賞を受賞された作家さんが取材されていたドキュメント番組を見ましたが、芥川賞作家であっても編集者さんとの力関係があからさまなのが印象的でした。
by k1right
| 2015-12-21 17:00
| 日々の疑問アレコレ
|
Comments(0)