2015年 12月 18日
日経ビジネスの1日300円女子大生の謎 |
カツ丼の作りおきなんて、初めて聞きました。
それに作り方が分かりません。
そもそもとんかつを作るのか買うのか?豚肉ならグラム100円前後で、鶏肉と比較してもそんなに安くありません。
ではお惣菜なのでしょうか?しかし、とんかつならそんなに安いとは思えません。
本文を読むと、コロッケを大量に作るか買うかしているようです。
それ卵で閉じてカツの代用としているのでしょうか?
ならば、コロッケ丼と書けばいいようなものなので、謎が残ります。
そもそもコロッケはコロッケと書いています。
作り方鍋いっぱいにカツ丼?大きなフライパンで?
そちらのほうが興味を引きますが、ここへの言及がありません。
一週間のメニューを見ても、最もコストが高価なのがとんかつです。
ここに言及がない点が不自然です。
もう一つは、昼食に1個80円もするカップ麺という点。
百均では、400g入(4束=4食分)のそばやうどんやきしめんが売っています。
それなのに、なぜ、手間がかからないというだけの割高なカップ麺を食するのか、ということです。
料理のできない男子大学生(イメージです)ならいざしらず、
料理ができるのに
それも、カツ丼の作りおきなどというウルトラC級の腕前なのに、です。
そもそも、百均で、400g入のうどんやそばが売られているという現実を知らないのではと思います。
これに、5枚で100円程度(近所の西友ではもっと安く売られています)油揚げを加えれば、50円ほどできつねうどんが作れ、80円のカップ麺より、栄養面でも遥かに優位です。
作りおき料理に関する記述からも、手間暇を惜しんで割高なカップ麺に手を出す理由がわかりません。
この2点から導き出される結論は簡単です。
この女子大生の節約生活はフィクションである、と。
カツ丼の謎、高コストのカップ麺の偏重、
この2点から考えて、
現在は自炊していない、
実際は料理はできない、
カップ麺が割安であると考えがちな人種、
・町の定食屋やファミレス、学食より割安ですが、自炊より遥かに割高
・貧乏飯=カップ麺というステレオタイプな発想
・日本テレビのボンビーガールなどを見ていない
・実際の貧乏料理がどういうものか知らない
ということで、
そうすれば、いろいろな意味でロジカルでなく、現実離れしている点も説明できます。
そうするとあえて食えない臨床心理士を目指すという設定も理解できます。
2015/12/18追記
本日もメジャーサイトで以下の記事がありました。
『 「カップラーメン生活になった時」(東京都/24歳・専業主婦)』
『「買い物はもっぱら人参ジャガイモ玉ねぎが基本。季節の野菜など楽しむ余裕なし。肉もササミが主。魚なんかは買えない。常になるべく消費期限が長めの物をえらぶ」(山口県/28歳・専業主婦)』
最初のケースは、一人暮らしのアパートで、ガスレンジがなくて、電熱器程度しか無いアパートなのかな?と思っていたら、”専業主婦”だそうです。
カップラーメンより安い食材はいくらでもあるのですが・・・
二つ目のケースも謎。鶏肉はささみより胸肉のほうが安いです。スーパーに行けばわかるんですけどね。
この記事のライターさんは蒲田和歌さんとのこと。
試しに”蒲田和歌”でググると・・・こんなんでした。他に記名記事がありませんからダイアモンド・オンラインの記者さんかな?
しかし、カップラーメン=貧乏飯というステレオタイプ思考が最も駄目だと思わないんでしょうか?
by k1right
| 2015-12-18 00:00
| 貧困女子
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