2015年 11月 04日
最近(11/3~11/4)の北海道観光ニュース |
◯最近(2015/11/3~2015/11/04)の北海道観光ニュースです。
各社横並びの、旭山動物園の入場者数が減ったというニュースです。
『旭山動物園(旭川市)の夏季営業が3日終了した。最終日は晴天に恵まれ、「市民感謝デー」で旭川市民が入場無料となったこともあり、大勢の親子連れらでにぎわった。
4月29日からの夏の入場者数は116万4472人(速報値)で、前年より約1割少ない。8月に悪天候に見舞われたことや、大型施設の開業効果が一段落したことが要因という。外国人客は好調で、団体客に占める割合が2割から3割に増加。今後は外国語表記の充実などを図るという。
冬季営業は11日から。雪が積もってからは恒例のペンギン散歩がある。』
『旭川市旭山動物園は3日、2015年の夏期開園を終了した。4月29日からの期間中の入園者数(速報値)は116万4472人で、前年同期(確定値)に比べ9・6%減となった。
開園時間を延長する「夜の動物園」が行われた8月のお盆の時期に悪天候が続いたことや、大型施設の開設が本年度はなかったことなどが響いた。
11日に始まる15年度の冬期開園では、入園者を増やすため、2月上旬の「雪あかりの動物園」の開園時間を1時間延ばし、午後8時半までにする。』
『旭山動物園(旭川市)の夏季営業が3日、終了した。この日は約5800人の来園者が訪れ、きりん舎では、10月にお披露目された雌のアミメキリンを一目見ようと、カメラを持った来園者でにぎわった。
夏季営業は4月29日に始まり、来園者数は昨年と比べて約1割減の約116万4400人(速報値)だった。今年は8月のお盆の時期に悪天候が続き、同月の来園者数は昨年同月比約16%減の約28万3700人にとどまった。同園では「今年は大規模な施設の改修がなく、リピーターが伸びなかったうえ、悪天候が響いた」と分析する。
冬季営業は11日から。アミメキリンは冬季も屋外で展示され、12月下旬にはペンギンの散歩が始まる。また、開園時間を延長して夜間の動物の習性を観察できる「雪あかりの動物園」は来年2月6~11日に行われ、期間中の閉園時間は、昨年よりも1時間遅い午後8時半となる。同園では、外国人観光客の来園が増えていることなどを踏まえ、「新たに園の仲間に加わった動物のPRに加え、ホームページの整備など、外国人への対応を充実させていきたい」としている。』
夕張のニュースが2件ありました。
いずれも残念なニュースでした。
『炭鉱全盛期の趣を伝える国の登録有形文化財・夕張鹿鳴館(旧北炭鹿ノ谷倶楽部)が、12月1日から冬季休館することが分かった。同館を運営する産業廃棄物処理業テクノ(小樽)が、客足が落ち込む冬季の経営は難しいと判断した。同社のグループ法人が運営し、2月から休業中だった日帰り温泉施設「夕鹿(ゆうか)の湯」の再開も断念。同法人は11月中に指定管理を市に返上する方針だ。』
『国の登録有形文化財になっている夕張鹿鳴館(旧北炭鹿ノ谷倶楽部)が12月から来年3月まで冬季休館する。夕張市の財政破綻後、2009年に市から無償譲渡を受けた産業廃棄物処理業テクノ(小樽)がレストランとホテルを運営してきた。譲渡以降、冬季休館は初めて。同社は従業員6人を11月末でいったん全員解雇する。』
並べてしまうと間違い探しのような記事ですが、事態は深刻なようです。高速が道東まで通じてしまったので、夕張で降りる車も少なくなったはずで、今後起死回生の一発もなさそうです。
『札幌市は、9月から販売中のプレミアム付き旅行券の販売が伸び悩んでいるとして、それまで1人当たり最大10セットだった購入制限を1日から同20セットに拡大した。いったんは9月末で終了したはがきによる受け付けも再開した。
市観光企画課によると、1セット1万円分が8000円で買える旅行券は5万5000セットを用意し、このうち4割近くの約2万セットを9月中に販売。だが、はがきでの受け付けが終了した10月からはペースが半減し、現在では約3万2000セットの販売にとどまっている。
ローソンのチケット販売サイトでの申し込みも続いているが、「はがきで購入できないのか」との問い合わせが多数あったという。旅行券の販売は道民が対象で、売り切れ次第終了する。利用できるのは市内129施設(10月30日現在)。』
これを読むと、2万セットの半分くらいがはがき受け付け、つまり約1万セットほどがはがき受け付けということで、仮に同じペースで売れたとしても、1万セット以上が売れ残り、つまり2割近くが売れ残ることになります。
根本的な問題が解決されていないように思えます。
大丈夫か?札幌市。
by k1right
| 2015-11-04 15:00
| 北海道ネタ
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