2015年 11月 01日
読書記録「エンタテインメントの作り方」 |
読書記録 貴志祐介「エンタテインメントの作り方」
抄録は以下のとおり。
『読者を魅了する物語はどのようにして作られるのか。ホラー、ミステリ、SFで文芸賞を受賞し、『黒い家 』『青の炎』『悪の教典』と年代を超えてミリオンセラーを出し続けるエンタメ・キングが手の内を明かす。』
たまたまですが、好きな作家なので、貴志祐介作品は殆ど読んでいました。
そのため、本書での、本人の作品から例示は非常にすんなり入ることができましたが、そうでないと、なんだかわからなかったかもしれません。
その点は差し引いて評価する必要があるます。
帯の”エンタメ・キング”は過大ですが、素直に、面白かったです。
主に書かれているのは、各文学賞に入選するための経験的ノウハウですが、わかり易い文章の書き方であるとも感じました。
他人に受け入れられる文章の書き方とでも言えばいいのでしょうか?
ブログ書きを始め、他人に文章を見せることがある人には、読んでおいたほうがいい一冊です。
おすすめ度:★★★★☆(貴志祐介作品を読んだことがないときついかもしれません)
by k1right
| 2015-11-01 00:00
| 読書記録
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