2015年 09月 22日
最近(2015/09/20~22)のJR北海道ニュース |
◯最近(2015/09/20~22)のJR北海道ニュースです。
血中鉄分が少なく、記事の中身を評価できないので、ザクッと羅列します。
ほぼ毎日北海道新幹線絡みのニュースがあります。
『来年3月26日の北海道新幹線開業に合わせ、特急「北斗」と「スーパー北斗」(函館―札幌)の全列車が新函館北斗駅に停車することになり、北斗市の交通拠点機能は飛躍的に向上する。運行本数は現行9往復を12往復に拡充。同駅と函館駅を結ぶアクセス列車「はこだてライナー」も新幹線の停車本数を上回る予定で、住民の生活の足としての利便性も高まりそうだ。
-中略-
ただ、はこだてライナーの停車駅をめぐっては、七飯町が朝夕の停車駅の増加をJR北海道に要請しているのに対し、函館市側は速達性を重視し、両自治体間で「利便性」の認識にズレがある状態。同社の島田修社長は16日の記者会見で「はこだてライナーかスーパー北斗のどちらかで函館に行ける体制にする」とし、特急の運行状況も踏まえてダイヤを編成する考えを示したが、難しい判断を迫られそうだ。』
『JR北海道や道、道観光振興機構などが、24日に東京都内で始まる国内最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2015」(日本観光振興協会、日本旅行業協会主催)で北海道新幹線関連のブースを設ける。来年3月26日の開業に向け、新幹線沿線の観光地だけではなく道内各地の魅力も紹介し、新函館北斗駅からさらに足を延ばしてもらうようPRする。
JR北海道とJR東日本のブースでは、グリーン車より料金が高い最上級の「グランクラス」のシート着席体験や、東北新幹線のグランクラスで提供している青森県産リンゴのシードル(発泡酒)の試飲ができる。北海道新幹線で使われるH5系車両の模型や、新幹線を紹介するパネルなども展示する。』
『来年3月26日に開業する北海道新幹線新函館北斗―東京間の「はやぶさ」(10往復)の運行ダイヤについて、JR北海道とJR東日本が、東京発の最終列車を午後7時台半ばにする方向で検討していることが20日分かった。ビジネス客らが少しでも遅くまで首都圏に滞在できるよう配慮する。』
正直、想定しているビジネスモデルがピンときません。
基本的には、首都圏のビジネスパーソンがターゲットだと思うのですが、
(要は東京圏のお金を北海道に落とす)
であれば、なおさら、札幌直結でないとならないと思います。
商圏として函館(圏)に魅力があるとは思えません。
『宗谷管内幌延町は、「秘境駅」とされる無人駅などの価値をあらためて見直し、観光振興につなげる取り組みを進めている。8月にJR宗谷線の町内全8駅を1日かけて列車で巡る「弾丸ツアー」を実施し、10月には町内で「秘境駅サミット」の開催を計画。町は「鉄道資源を地域の財産として生かしたい」としている。
-中略-
原野や山奥など自然に囲まれて周囲に民家がなく、利用客がほとんどいない無人駅を鉄道愛好者は「秘境駅」と呼ぶ。人気のインターネットサイト「秘境駅へ行こう!」では、幌延町内8駅のうち糠南、下沼(しもぬま)、上幌延、南幌延、安牛(やすうし)、雄信内(おのっぷない)の6駅が全国の秘境駅ランキング100位以内に入っている。
-中略-
「正確な数は分からないが、全国から愛好者が秘境駅を訪れている。これを地域の経済効果に結びつけたい」と狙いを説明する。』
彼らがリピーターになるとは思えませんし、下手に金を落とせる何かを作ると、秘境感がなくなりますから、観光資源としての秘境駅の有効活用は難しいと思います。
『台風17号の高波の影響とみられる線路下の土砂流出が発見された日高管内日高町豊郷(とよさと)のJR日高線豊郷―清畠(きよはた)間では、崩落範囲の拡大が続いている。同区間を含む日高線鵡川―様似間は1月から不通となっているため、JR北海道は宙づり状態だった線路を一部切断したが、同社は「応急復旧を含む工事の予定はない」としている。』
もちろん、明るいニュースばかりではありません。このまま廃線にするとかしないとか・・・?
by k1right
| 2015-09-22 15:00
| 北海道ネタ
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