2015年 09月 10日
長雨での日照不足による季節性のうつに気をつけてください |
東京は8月中頃からずっと雨続きで、日照時間が極端に短いです。
記録的と言っていいほどです。
まるで北欧の冬のようにほとんど陽が出ていません。
毎日じとじとじめじめ・・・
なんとなく、モヤモヤうつうつとした気になってしまいます。
これでは体内時計がリセットされません。
(わたしは”体内時計が朝日でリセットされる論”者ではありませんが)
天気が良ければ心も晴れるというほど単純なものではありませんが、それでもほとんど晴れ間のない日々は嫌なものでしょう。
もしかしたら季節性のうつかもしれません。
とりあえず、このモヤモヤうつうつは、天気が悪いのがずっと続いていることによるのかな?と気づくことが大切です。
季節性うつについて補足します。
『冬季うつ病になってしまう原因のひとつとして、日照時間の短さが関係しているといわれています。夏から秋になって光を浴びる時間が短くなることで、元気になることを促す脳内ホルモン「セロトニン」の分泌が低下してしまうのです。』
症状は『過眠の他にも、意欲や集中力の低下、社会的引きこもり、過食による体重増加など』
ここでは”冬季うつ”とありますが、要は日照不足による抑うつ状態です。
対処方法は人それぞれですが、まずは、モヤモヤうつうつとした気分が天気=長雨による日照不足のせいかも?と思ってみてください。
違ったら違ったでこんな記事でも読んでみるのもいいかもしれません。
(私にはあまり理解できませんでした・・・)
9月病の主な症状というのは
『5月病と同じく、抑うつ、無気力、疲労感、不安感、焦り、不眠などが挙げられる。』
五月病、六月病ときて、、、九月病まで出てきました。
さらに気象病というのまであるそうです。
『梅雨時期は雨の日と晴れの日の落差が激しく、低気圧と高気圧を行ったり来たりするので、気象病が出やすい季節です。』とあるので、晴れの日が殆ど無い、今回とは違うようです。
幸い、今週末からは秋らしい晴れの天気が続くようです。
それでもモヤモヤうつうつとした気分が抜け切らないとき、
一人で抱えていないで、誰かに話してみてください。
もしかしたら、同じ感じを抱いている方もいるかもしれません。
身近に相談窓口があるなら立ち寄ってみてください。
それでもモヤモヤうつうつが続いて、日常生活にも支障をきたしてしまうような場合は、身近な窓口へご相談ください。特に不眠が続く場合は早めの受診をお勧めいたします。眠れない日が続くということは思った以上にダメージが蓄積することがあります。
不眠については色々な対処法があると思いますが、薬に(それも医師による処方薬に)頼ってしまったほうがいいことが多いです。ちょっと狂ってしまった生活リズムを薬で修正するほうが手っ取り早いこともあります。
※初めて薬を飲んだ時、怖いくらいに熟睡できることがあります
cf.概日リズム睡眠障害とは
わたしの場合はというと、趣味の野鳥観察やウォーキングができなくて、やや苛つき気味です。代わりにラジオを聴きながらの読書三昧で、モヤモヤうつうつをいなしています。正面からぶち当たるばかりが術ではありません。逃げたって避けたっていいのです、それが一過性のものであるならば。
本日、9/10は世界保健機関(WHO)が定める「世界自殺予防デー」です。
3万人を越えていた自殺者数は約2.5万人まで減少しましたが、それでも、15才~39才の死因の1位は自殺で、20代では全死因の半数を占めています。
ただ、ここ数年の減少は好景気(といっても実感ない方が多いのでしょうが)によるところが多く、必ずしも自殺対策が奏功したわけではない、との考えもあります。
また、以下のニュースもあり、窓口の維持が困難になっているケースも有り、このまま減少が続くのか、2.5万人あたりで高止まりするのか、楽観はできないところです。
大雨で関東から東北にかけて被害が出ています。
こんな時、某国民的バンドの「止まない雨はないさ~」を流したらどうなるんでしょうか?
by k1right
| 2015-09-10 00:00
| カウンセリング
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